108本ノック

煩悩をくすぐられたものを紹介していきます

煩悩06:お金を増やしたい!

お金を増やしたい、というのはどういう状況か。

つまりは働きたくない、ということなのだけれど、それを大きな声で言ってしまうと袋叩きにされてしまう。

それに、働くことで得られる充足感というものも少なからずあるから、心底嫌だというわけでもない。

それでも、お金はたくさん欲しい。

こんな世の中だから、いつ自分が職を失ったまま世間に放り出されてしまうかもわからない。

そんな時に頼れるのは自分の持っているお金だと思う。

それならば、毎月会社からもらえる給料を貯めこむだけではなくて、それを何とかして増やしたいというのも自然なことなのではないだろうか。

 

お金を得る方法はふたつしかないと言われる。

自分で稼ぐか、お金に稼がせるか、だ。

自分の差し出せる労働量には限界があるし、地位もない。

働いた量に見合った収入になってしまう。

そこで、お金に稼がせるという方法が出てくる。

今回はそんな中から比較的簡単だといわれるものを検討していきたいと思う。

 

  1.  投資信託
  2. 定期預金
  3. 外貨預金
  4. 株式
  5. 個人向け国債

1.定期預金

しくみ:

投資家から資金を集め、専門家が運用して利益を出す方法。
そうして出した利益を、投資家に分配する。

つまり、難しい運用の部分はプロに任せっきりにしてしまうというものです。

 

メリット:

・1万円前後から投資可能。

・プロに一任してしまうので楽。

 

デメリット:

・自分で専門家を見極めなければいけないが、それが優秀かどうかを見極めるのが難しい。

 

2.定期預金

しくみ:

預入期間を決めて銀行に預金をすることで、そのお金を元に、銀行が利益を出す。
預入期間終了後、利子(=利益)がついて還ってくる。

 

メリット:

・満期がくるまで引き落とせないので、強制的に貯蓄ができる。

 

デメリット:

・普通預金よりは高いとはいえ、利子は低く、0.2~0.4%ほど。

・満期が来るまでお金を引き出せず、途中で引き出すのに解約金がかかる。

 

3.定期預金

しくみ:

日本円を外国の通貨に換えて預金することで、為替レートの変動により、利益が発生する。 

メリット:

金利と為替差益の、2種類の利益が見込める。

・日本に比べると金利の高い国に預けることができる。 

デメリット:

・為替レートに影響されるため、普通の預金よりリスクが高い。

ペイオフ対象外のため、銀行が倒産しても預金が保障されない。

 

4.株式

しくみ:

株券を売って得た資金元に、企業が利益を出し、その利益から出る出資者への配当金で利益を得る

メリット:

・配当金と売却益の、2種類の利益が見込める。

株主優待が受けられる。

デメリット:

・倒産や株価が値下がりすると、大損をする。

 

5.個人向け国債

しくみ:

日本の国債を買うことで国にお金を貸し、そのお金を元に、国が利益を出す。
発行時に返却期限と利率が定められていて、これに応じた利息で利益を得る。

メリット:

・最低金利0.05%が保障されているので損をしない。

・1万円から始められるので始めやすい。

デメリット:

・満期が長く、途中解約は別途費用がかかる。

 

とまあこれくらいか。

株か国債あたり、勇気をもってやってみてもいいかも。