煩悩29:英語で喋りたい
言語≒コミュニケーション
僕は過去のエントリでも触れたように、人とコミュニケーションをとること自体は苦手ではないと自負していた。
だけど、それは言葉が通じる場合限定の話だ。
コミュニケーションの根本は言葉にあると思っている。
それは人が思考するときに言葉を用いるのだから当然だろう。
だからこそ、言葉が通じなければコミュニケーションができない。
英語の壁
英語がそんなふうにコミュニケーションの壁として僕の前に立ちふさがったのはつい先日のこと。
仕事で海外の人と話し合わないといけない機会ができたのだ。
その日は突然やってきた。
上司「え~、今度の部外ミーティングですが、シンガポールからお客様がいらして合同ミーティングとなります」
僕「!?!?!?」
もうほとんどこんな感じ。
前々から英語の必要性を感じながらもサボり続けてきたツケが、まさかこんな形で出るとは……。
とりあえず後輩を連れてミーティングに参加。
そこにいたのはアジア系の顔の人。
見た目的には日本人だと言われても納得してしまいそうな感じだ。
ところが。
僕「本日はよろしくお願いします」
「アー、ホニャラホニャラペチャクチャ、○▼■×☆ナトゥミ」」
僕「ヒッ!」
そういえば前に読んだブログ記事を思い出した。
たしかこの辺の記事だ。
ここにもあるように、シンガポールの英語というのは独特の訛りがあるらしい。
「ナトゥミ」と聞こえてたのはおそらく「Nice to meet you」だったのだろう。
「夏美って誰だよ!」って思っていた自分が恥ずかしい。
で、実際にこの耳で確かめてきた感想なんだけど、うん、本当にわからなかった。
訛り云々の前にもっときれいな英語で話してもらっていたとしても僕の今の耳じゃ何もわからなかったと思う。
ありがとう後輩、こんな先輩でごめん……
後輩はとてもできる奴で、英語も多少なりともわかるということでコミュニケーションはほとんど後輩が取ってくれた。
僕はといえば決め撃ちで練習してきた内容を話すだけ……。こういうのはコミュニケーションとは言わない。
幸い、学生の時よりも視野が広がって、色々な英語を勉強する方法・ツールだけは見えている。
これからこの先、英語が必要になってくるということがまた出てくると思う。
その時は後輩に頼りっぱなしなんてことがないように、コミュニケーションが取れる程度の英語は話せるようになっていたいと思う。
ひとまず目標を決めよう。
とはいえ、この先また英語が必要になるのがいつになるかわからない現状では目標も定めづらい。
TOEICみたいな基準があるとわかりやすいだろうか。
そういえば僕はそういった英語の資格の類は何も持っていなかった。
ひとまずだけど、TOEICを目標にしてみようかな。