108本ノック

煩悩をくすぐられたものを紹介していきます

煩悩03:交通費を安くしたい!

f:id:takkunono100:20141007140621g:plain

最近は出向先へと通うことが増えた。

増えたといっても週3~4回くらいなのだけれども。

そのため、先月は出向先までの通勤定期を買った。

ところが先日もうひとつ、別の選択肢といえるかもしれないものを、切符購入の際に思い出した。

回数券である。

SuicaPASMOなどのICカードが全盛になってきている中、相変わらず切符としての姿を守り続ける回数券。

僕のようにその存在を忘れていた人も多いのではないだろうか。

この回数券、指定区間しか使えないものの、指定区間の切符10枚分の値段で、11枚買うことができる。

これを利用すると、もしかしたら通勤定期よりも安く済ませることができるのではないか。

そう思い、計算してみた。

 実際のところ定期券と回数券はどちらが安いのか。

鉄道会社や乗車区間の長さによって微妙に差があるため、今回は僕の使っている区間で計算してみようと思う。

 

選択肢は下記の6つだ。

 

  • 切符で乗車:420円
  • ICカードで乗車:411円
  • 回数券11枚:4,200円
  • 通勤定期1か月:13,620円
  • 通勤定期3か月:38,820円
  • 通勤定期6か月:73,550円

 

これを1か月(31日)分で計算すると

  • 切符で乗車:420円 * 31日 * 2回(往復) = 260,40円
  • ICカードで乗車:411円 * 31日 * 2回(往復)= 25,482円
  • 回数券11枚:4,200円 / 11枚 * 31日 * 2回(往復) = 23,672円
  • 通勤定期1か月:13,620円
  • 通勤定期3か月:38,820円 / 3 = 12,940円
  • 通勤定期6か月:73,550円 / 6 = 12,258円

安い順に並び替えるとこうなる。

 

  1. 通勤定期6か月
  2. 通勤定期3か月
  3. 通勤定期1か月
  4. 回数券
  5. ICカードで乗車
  6. 切符で乗車

 

 

ただしこれは区間を毎日往復し、1か月で62回乗る計算である。

僕の場合、実際はそんなに往復したりしない。

1か月のうち16日程度である。

すると回数券・ICカード・切符の計算が変わってくる。

  • 切符で乗車:420円 * 16日 * 2回(往復) = 13,440円
  • ICカードで乗車:411円 * 16日 * 2回(往復)= 13,152円
  • 回数券11枚:4,200円 / 11枚 * 16日 * 2回(往復) = 12,218円

ということで、1か月に16日しか乗らない場合の安い順はこうなる。

  1. 回数券
  2. 通勤定期6か月
  3. 通勤定期3か月
  4. ICカードで乗車
  5. 切符で乗車
  6. 通勤定期1か月

その差は約400円。安いランチなら食べられる値段だ。

ならば回数券にすればいいのではないだろうか?

と、思ったんだけどここで見落としていたことがある。

というのも、回数券は途中下車ができないということ。

正確にはできるのだけど、途中下車に回数券を1枚消費してしまう。

1回途中下車して目的地に行くのに2枚回数券が必要だということだ。

実際のところ、目的地までの間の区間で途中下車をすることは間々ある。

それならば、結局定期券のほうが安く済むのではないか。

できれば6か月定期を。少なくとも3か月定期を。

とはいえ、出向もいつまで続くか具体的にわからないんだよな。

いっそのこと、鉄道会社の株主にでもなってしまおうか?