108本ノック

煩悩をくすぐられたものを紹介していきます

煩悩16:引っ越ししたい!

 

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今住んでる家にはかなり不満がある。

浴室の換気が悪い、お湯の出が悪い。

トイレが狭い。

キッチンが狭い。

日光が入りにくい。

ゴミ捨て場が汚い。

そんなこんなで引っ越しを考えていたので、先日不動産屋に行ってきた。

 

 

今はかなりオシャレな賃貸紹介業者が増えていて、なんだか内装がカフェみたいになってるところもあった。

いいじゃん!と思って入ったのが運の尽きだった……。

 

「どうぞ!座ってください!」

僕を席に勧めてきたのはものすごく若いお兄ちゃん。

男性というよりはお兄ちゃんって感じがしっくりくる。

悪い言い方をすれば元気な大学生。

「どうしましょう?」

どうしましょう?なんてふわっとした聞き方だなぁ、と思いながらも、なんとなく引っ越しを考えていること、いい物件があれば見てみたいということを伝えた。

そう、別に早急に引っ越したいわけじゃなく、なんとな~く物件を見てみたいということを伝えたかったのだ。

 

が、お兄ちゃんがガツガツくる。

ものすごい勧めてくるのだ。

ノルマとかあるんだろうか。

僕が「いや、これはいいかな…」と言葉を濁しても

「でも一回見てみたら変わるかも!」

と引かない。

 

担当者を変えてほしくなった僕は

宅建持ってる人いる?」

と聞いてみた。

不動産屋さんには5人に1人の割合で宅地建物取引主任者という資格を持った人を置かないといけない。

で、この宅地建物取引主任者、取るにはすごいベテランだったり、頭のいいエリートっぽい人しか持ててないはずなのだ。

つまり、すご~く難しい。

専門の講座が開講されてるくらい。


宅建(宅地建物取引主任者)講座 <資格の大原>

 

つまり、宅建を持ってる人なら話が通じるんじゃないかと踏んだわけだ。

が、現実はそう甘くない。

「今っすね~内見出ちゃってるんでいないっす」

そんなこんなで不動産屋のお兄ちゃんのものすごいプッシュをそこから2時間くらい続けて、得たものは疲労だけだった。

 

しかも未だにそのお兄ちゃんから電話がかかってきたりする。

 

ノルマって恐ろしいな~と思うのと同時に、住み慣れた我が家なんだからいいじゃないかという気持ちがムクムクと。

 

煩悩16:引っ越ししたい!引っ越したくない!